はじめに

このページは(現在作成途中ですが)安全な機械を設計したい人や機械を安全に使いたい人たちのために、基本事項の説明をできるだけ簡単に分かりやすく書くつもりです。

記載内容は当研究所の理解に基づくものであり、異なる見解を有する個人や団体もあります。また、規格要求事項の全てが書いてあるわけではありません。規格の内容に関しては、AIを使って調べることもできます。規格は数年おきに改訂されますので、公開されている最新情報を得るにはAIは良い手段かもしれません。しかしながら、規格適合の判断や安全性確立の確認はあくまで規格を理解して行ってください。

今の所、完成予定日は未定です。時間を見て、ボチボチと書き進めます。

安全というのは非常に主観的ですが、一般的に、日本を含めいろんな国や地域には、安全な機械に関する「規格(standard)」があり、このような規格に適合するように機械を設計し使用することを、安全であると主張することにします。

日本では、機械の安全に関しては、JIS B 9700 「機械類の安全性−設計のための一般原則− リスクアセスメント及びリスク低減」という規格が あります。国際規格では、ISO 12100がこれに相当します。この規格以外にも関連する規格が数多くあり、必要に応じ適用します。特定の機械は使用を開始するにあたりその国や地域の認証(検定)を受ける必要もあります。

日本を含め多くの国や地域の規格は、ISOやIECと呼ばれる国際規格をもとにしていて、各国や地域の特色でやむを得ない場合を除き、同じ内容になっています。各国規格の内容を同様にすることにより、その違いが相互間の製品流通の妨げにならないようにしています。

使いづらい機械では、決められた手順から外れ事故に至ることがあります。劣悪な作業環境では、作業者の疲労による事故につながります。作業に応じた環境の整備が必要です。作業者に対しては必要な訓練を行ってください。未熟な作業は事故のもとです。

日常の作業に加え、清掃、調整、点検、保全も考慮した作業全般に加え、考えられる間違った作業も含みそこに考えられるリスクに対して対策をとる必要があります。リスク低減のため保護柵が必要になるかもしれません。

このように、機械の寿命中のリスクの洗い出しと対応が安全な機械の設計と使用の基本になりますので、日本及び各国の規格や規則はリスクアセスメントを基本とした内容になっています。